楽しいをリレーしたい!

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楽しいをリレーしたい!

2020/06/20

楽しいをリレーしたい!

教師を目指す人に

 

 6月から学校が再開されています。

 

 

 いきなり教育実習も始まっています。

 

 

 毎年、6月に行われている教育実習ですが、通常通り行われているようです。

 

 

 高校で教員をしていた頃に言われたことがあります。

 

 

 「先生見てたら楽しそうやし、先生になる!」

 

とうれしいことばを何人かの生徒に言われました。

 

 どういうことかと尋ねると、

 

「ほかの先生、みんなつまらん顔して、俺らに教えるの嫌そうやけど、先生は楽しそう!」

 

と言われました。

 

 

 そう言われると、私は楽しんでやっています。

 

 同僚の先生に「先生の仕事は趣味みたいですね」と言われたことがあります。

 

 言われてみると、趣味みたいなものです。

 

 でも、楽しくないことを何でやっているのだろう?と思います。

 

 人生のほとんどを、楽しくないことに費やして楽しいんだろうか?って思います。

 

 お金のためと言われればそれまでなのかもしれませんが、人生を損しているように思います。

 

 そんなんで教えられている生徒にも失礼だなあと思います。

 

 楽しいがリレーされれば、もっと教育現場もよくなるのでは?と思います。

 

 そんな生徒たちが、教師になって、楽しいをリレーしてくれればいいなあと思います。

 

 

 私の高校時代も、先生に恵まれて、よくしていただきました。

 

 それが基準になっているので、生徒たちにも愛情もって接してこれました。

 

 そんなことまでしなくても・・・と言われることもありましたが、やってもらっていたので普通じゃないのかって思ってたのですがそうではないんですね。

 

 大学を卒業するには教育実習が必修だったので、教育実習に参加しましたが、教育実習も楽しかったし、先生方によくしてもらったので、教員になる予定じゃなかったけれど楽しいからなったという感じです。

 

 知らない土地での教育実習に不安でしたが、熱意のある先生方に教えていただけてよかったなあと思います。

 

 滋賀県に戻ってきて、教育実習のレベルの低さに驚いてしまいましたが。

 

 教師1年目、ベテランの先生に「そんなこと誰に教えてもらったの?」と聞かれて「教育実習で」と答えたのを覚えています。

 

 たまたま教頭先生が、岐阜県の数学部会のトップでした。

 

 教師2年目、校長先生が数学部会のトップでしたが、あまりのレベルの低さに驚いたものです。

 

 滋賀県で、熱意のある先生は、心を病んで退職されているケースもよく見たので気持ちはわかるなあと思います。

 

 でも、働き方は岐阜県の方がブラックでしたね。

 

 教育実習で、日付が変わる前に学校を出たことはなかったです。

 

 滋賀県の教育実習生は、定時で帰るのを見て驚いたものです。

 

 

 

 

 1人でも多くの教育実習生が、楽しめたらいいなあと思います。

 

 授業のあり方、学校のあり方も変わるときだと思います。

 

 楽しいをリレーして欲しいと思います。